中学生いじめ自殺訴訟で和解 <br /> <br />平成24年に浜松市で13歳の男子中学生が自殺したのは、「学校側がいじめを放置したからだ」などとして遺族が市や同級生らに損害賠償などの支払いを求めていた裁判で、25日、市側が495万円の支払いといじめの再発防止に取り組むことで、和解が成立しました。 <br />平成24年6月、浜松市で13歳の片岡完太さんが自宅のマンションから飛び降りて死亡しました。 <br />これについて、中学生の遺族は、同級生によるいじめが原因だったにも関わらず「学校が放置して自殺を防げなかった」として、平成25年6月に市と同級生ら11人に損害賠償として6400万円の <br />支払いを求める裁判を静岡地方裁判所浜松支部に起こしました。 <br />そして、25日開かれた協議で、浜松市と同級生が遺族に対して495万円を支払うほか、いじめの再発防止策に取り組むことなどで和解が成立しました。 <br />25日の協議の中で、いじめをしていた一部の同級生と保護者全員が改めて自殺した生徒の父親に謝罪をしたということです。 <br />和解が成立したことについて、父親の片岡道雄さんは「加害生徒には、自分たちのやったことを一生掛けて背負っていって欲しい。法律の上では1つの節目と捉えているので、息子に報告したい」と話していました。 <br />原告の塩沢忠和弁護士は「原告側が求めていた内容とはほど遠いが、父親の思いの一端は実現できたのではないか」と話しています。 <br />浜松市教育委員会は25日午後、記者会見を開きました。 <br />花井和徳教育長は「亡くなった完太くんとご遺族の皆様に改めて哀悼の意を表します。このような痛ましいことが再びおこらないように最善を尽くして参ります」と話しました。 <br />また、再発防止策の1つとして、生徒が亡くなった命日を「命を考える日」に定めて、市内すべての小中学校で全校集会を開いて、命の大切さを考える取り組みを進めることを明らかにしました。 <br />2016年01月25日 19時09分
